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特殊清掃の料金目安

特殊清掃の料金の設定は非常に難しいものになります。
例えば、自分は100万もらっても嫌だ!と言う人もいたり、10万円ならいいよ!
と言う人もいたり千差万別です。
ですから高すぎるという事も無い世界ですが、安すぎる場合は、完成の差を考慮すべきだとおみます。
ここでは、原価などを考えた料金設定を紹介し、参考にして頂ければと思います。

特殊清掃料金

上記が一番基本になります。
遺品整理は自分でやるなど人によって求めるもが違いますが、
原状復帰を行う場合でご説明します。

消毒作業代

ここでは汚染物の除去など、一番過酷でリスクの高い仕事になります。
作業にかかる材料代は¥1,000程度が原価ですが、
健康被害のリスクなどを考えて人件費が占める割合が多いです。
原発作業員と近いリスクですので、人件費が高いのは致し方ないでしょう。
因みに原発作業員は日当¥100,000円です。

ゴミ屋敷などの清掃作業員の募集では日当2~3万円程度が相場の為、
作業員2人×20,000=40,000円です。
ここに労災の保険などを加味すると原価は5万円程度です。
そこに広告宣伝や減価償却などが入る為6~7万円が原価です。
全国的に見て4万円位~20万円位の業者が殆どです。

安すぎる業者はほんとに消毒できてるのか不安が残りますし、
10万円を超える業者も高いのではないかと不安が残ります。
最後はお客様が担当業者とよく話をして決める必要があります。

消臭

消臭にも相場がありませんが大企業のダスキンさんですとおおよそ1時間¥24,000位です。
使用している脱臭機の性能が優れているのと、大手のブランド力です。

孤独死などの腐乱臭はなかなかとれず、薬剤系なら1ヵ月~2ヵ月程度かかります。
人件費を10,000円位に設定して30日なら30万円程度。
このあたりが目安になってきます。

リフォーム

特殊清掃に必要なリフォームは壁紙交換と床交換が多いです。

壁紙交換

壁紙の交換はネットなどを見ると安い業者もありますが、新築の場合の価格がほとんどです。
新築ではない場合は壁紙はがしと、剥がした裏側のパテ盛り処理が必要なため手間がかかります。
よくある8帖程度ですとおおよそ8万円位が相場です。
コンセントの数や部屋の角が多いなどで作業が難しくなるのでその場合はプラスと考えた方が良いです。

床交換

床の交換は本当に難しく現場によって材質や床下の構造が違う為値段が上下します。
まずは人件費ですが大工さんの工事で日当10,000円程度が支流ですが、
大体設計図も無い中から現場で作りこむしかないので、棟梁クラスの大工の腕が必要になります。
棟梁クラスですと¥20,000円位が相場です。
2人で¥40,000円です。
8畳程度ですと2日くらいですので大工さんの人件費が8万円です。
材料代は床下の構造で変わりますが表だけでと6万円程度です。
合計14万円が相場です。
そこに床下が入るとプラス10万円位かかることもあります。
例えば8畳一間の1DKですと60万円位が相場です。
全国的にみると40万円位から130万円位と業者間によってかなり開きがあります。

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