孤独死・自殺現場等室内で発見され、発見されるまでに夏場でしたら数日で異臭・蛆など発生してしまいます。発見が遅れれば特殊清掃にかかる時間も要します。室内で作業員はいったいどんなことを行っているのでしょうか？
※孤独死や自殺の場合：汚染の除去・撤去処理
亡くなった場所にもよりますが、床・壁に付着した血液や体液、汚物などを特殊な洗剤で除去し丁寧に洗浄します。汚染された布団・カーペット・畳などは臭いがもれない様しっかりと梱包作業を行います。
汚染が床下にまでしみ込み荒板・躯体まで汚染された場合は、床を剥ぎ取り荒板・躯体の洗浄も行います。（荒板の汚染もひどい場合は、洗浄しないで剥ぎ取ります）
つまり汚染された物・・・・・再利用できるのもは洗浄・再利用できない物は剥ぎ取り・梱包作業をして処分を行います。
※除菌・消臭処理
発見が遅れた遺体からは腐敗進んで臭いや有害な細菌が発生します。二次感染の原因にもなるので、分子レベルで分解する為強力なオゾン消臭機、専用の薬剤を使用して迅速に消臭や処理を施します。
ここまでの作業を特殊清掃員が行い、初めてご遺族の方が安心して室内に入室できるまでに回復します。個人では到底できる作業ではありませんね。
今後はご遺族様で遺品整理を行ったり、遠方にお住まいの方や仕事の都合や多忙で時間が作れない状態の方は、そのまま引き続き業者に遺品整理をお願いされるようですね。依頼する側は、業者に取り置き品・探し物・貴重品・現金・供養品等しっかりと要望を伝えます。
※依頼する側は要望をしっかりと業者に伝える事が重要になりますね！困ったこと・不安に思っていることは業者に相談されたほうがいいです。
