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特殊清掃の害虫駆除

ハエやウジなど、腐乱死体がある場所に発生する不衛生害虫。
時間が経ってしまうと、壁や床を埋め尽くすまでになってしまいます。
特殊清掃によって原状回復を目指す場合、これらの害虫駆除も行わなければなりません。

ハエは羽化してから4,5日で産卵を始め、1度に約100個の卵を産みつけます。
卵からウジになり、10日から2週間で成虫してしまいます。
特に、夏場は1週間で羽化するケースもあり、発生現場の状況に応じて大量に増えてしまうこともあるのです。

ハエやウジは、死体の死臭や腐敗臭に引きつけられると住居の外部からも侵入してしまいます。
これらの害虫が集まると悪臭がさらに加速するばかりでなく、人体に対する有害なウィルスや菌のもとになってしまいます。

ハエのエサはタンパク質や糖分です。
汚物や腐乱死体などから栄養を摂取するのですが、同時に汚物に含まれているウィルスや細菌を媒介してしまうのです。
赤痢やコレラ、チフスなど、60種類以上の病気を運んでしまうと言われています。

特殊清掃では、薬剤を使用してハエやウジを除去します。
通常、人体に対する害が少ないものを使用しますが、大量に発生してしまった場合は強力な薬剤で駆除します。
また、今後の再発防止も行うのが仕事です。

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