遺品整理は故人の遺品を処分することです。
特に、物品のうち資産価値が低いものへの対応を指します。
形見分けと呼ばれることもありますが、賃貸物件を急いで明け渡さなければならない時、遺族の方が対応できない状況で代行するのが遺品整理業の仕事です。

作業は葬儀直後に行われることも少なくありません。
日記や手紙、手帳といった故人の思い出となるようなものから、金品や預金通帳などの貴重品、家具や家電製品のような資産まで、住居内にあるありとあらゆるものを処分します。

遺品整理業者は業務の性質上、信頼度が求められる職業です。金品その他貴重品であれば遺族の方が受け取る権利を持っていますし、家具や家電製品であってもこれは変わりません。
処分中に盗難されるなどのトラブルに巻き込まれないよう、慎重に業者を見定める必要があります。
また、故人の思い出となるものであれば、法律上の資産価値は低いかもしれませんが、目に見えない財産価値があると考える方も多いでしょう。
これらの遺品を誤って処分しないよう、信頼できる業者を選ぶ必要があります。

また、遺品整理は遺族の気持ちも汲み取る必要があります。
ゴミのようにモノを扱うような業者は信頼できないと考える方も多いです。
丁寧に処分を行ってくれるところを選ぶようにしましょう。